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  2025年 4月 7日 
【作曲AI】Suno使ってみた
  よる


遅ればせながら、ええ、使ってみましたよ。
そもそも生成AIどころかChatGPTで調べ物とかもさほどしたことがなく(以前ChatGPTにコード書かせてみたら嘘っぱちで、それ以来信用してない)、StableDiffusionに絵を描かせてみてもしっくり来ず不採用と、検索やイラスト作成みたいな割と自分の得意分野では「自分でやった方が早い」スタンスもあって特にAIに頼る場面はありませんでした。

が、作曲はド素人。
数か月前に急にメロディが降ってきて、それをVOICEVOXに歌わせてみたらなんか良いカンジに思えたので、それをCubaseに取り込んでコード進行を付けたり、ベースやドラムやギター等を入れたりして曲っぽくなってきたので、テキトーに作った歌詞も歌わせて一応1曲作ってみたんですが、改めて聴いてみるとさほど良い曲とも思えない。
一応バンドメンバーには聴かせてしまったので、このまま育ててなんとか完成させようかどうしようか・・・
と思っていたところに、Sunoが素人にも簡単で無課金でも使えると聞いたので試しに使ってみることにしました。

最初は使い方が分からず、プロンプト入力欄に自作の歌詞を入れようとしても200文字しか入らず「1曲分の歌詞が入らんじゃん!」と思って試しに1コーラスだけで生成してみると、一応それなりには唄ってくれる。
歌詞が足りないので勝手にそれっぽく(自作歌詞の意味も組んで)追加されてて面白いけど、これでは自作曲とは言えんなーと調べてみたら「カスタマイズモード」の中に歌詞を入れる項目(3000文字入る)がちゃんとありました。
歌詞にはタグが入れられて、Aメロは[Verse]、Bメロは[Verse2]とか[Pre-Chorus]、サビは[Chorus]のように指定します。
プロンプトも「EDM, J-POP, Guitar, BPM of 180」みたいジャンルや曲のスタイルをカンマ区切りで指定できます。

無課金だと1日に50クレジット(生成5回分)が貰えて、その中で結構良いカンジのメロディが出来ました。
しかしBメロを失敗していて、歌詞がおかしいし巻き戻ってリフレインしたりバグっててそのまま使えませんでした。
全体的なメロディラインは凄く良く出来てるんだけどな〜。
ただ他の歌詞も一部漢字の読み間違いがあったりと、とても残念な状態。
(後から分かったが歌詞はなるべく平仮名にしてしまった方が良い。それでも間違うことはあるが)
翌日も50クレジットを使って再度試して、また違うメロディの良い曲が出来たんですが(そっちはほぼバグなし)、初日の曲を諦め切れずバグの修正は出来ないか調べたら月額10ドルを払えば「編集モード」が使える模様。
まあ毎月サブスクはするつもりないので1回だけ試すか〜と課金してみました。

しかしせっかく課金したのに、期待の「編集モード」は思ったような修正が効かず。
バグったBメロを修正すべく問題箇所を範囲選択して修正プロンプトを書いたんですが、再生成するとそこだけ全然別のメロディになってしまう。
あまつさえ、選択してないサビ箇所にまで影響が及び、余分な歌詞が追加されてサビ1+サビ2みたいなおかしなことに。
さらには歌詞の読み間違い箇所をカナに直したところも、なぜか唄わずに「Ah〜」とか勝手にフェイク入れられたりと散々な結果に。
これも後で分かったんですが、編集モードは選択範囲をとにかく狭くし、1箇所ずつ再生成する感じでないとうまくいかない。
もちろん再生成ごとにクレジット消費するし、良い修正が出来るまで何度も再生成する羽目になるため、3カ所程度の修正でも時間とクレジットをメチャクチャ消費します。

そこで別の方法として「ペルソナ」を使うことにしました。
ペルソナは過去に生成した曲を参考に出来る機能みたいで、このバグってる曲をペルソナに指定して新たに歌詞やプロンプトを書いて生成すると変化がつけられるみたい。
(似た機能に「カバー」というのがあるが、どちらを使っても同じようになるので違いが分からない)
結果、バグ箇所はどうやっても直りませんでしたがメロディはほぼそのままで(多少アレンジが変わることもある)歌詞の読み間違いは直せました。
バグ箇所についてはペルソナと曲のアップロード機能で、うまく歌えている2番のBメロを使って1番の歌詞を指定したら、悪くないレベルのが生成できたので、それをDAWで切り貼りすることでなんとか解決しました。
やはりSuno上だけではなかなか「これでバッチリ」なものは出来上がらない。
特に読み間違いは、新しい歌詞を入れた直後の生成で起こることが多い気がするので、しばらくは慣らし運転が必要。
序盤のクレジットは慣らし運転で捨てる感じになりますが、その慣らしで良いメロディが出来てしまわないことを祈るのみ。
あと、イントロやアウトロがちゃんと出来ないことも多いですが、歌詞のない箇所なら割と編集モード等で直せます。

素材曲が出来たらWAVかMP3でダウンロードして、Demucs等でSTEM(楽器ごとの分割)してからDAWに取り込みます。
単なる自作曲というだけならDAWでの切り貼りだけでお終いですが、バンド演奏目的なのでいろいろ仕込みが必要です。
まずはSTEMした音源を耳コピでMIDIデータに変換します。
ドラムやベースは比較的ラクですが、メロディはギターやピアノ、ストリングスなどが混じっていて分割自体も難しく、耳コピはさらに複雑。
訓練目的もあって、既成の曲の耳コピを既に何度も実施していてだいぶ聞き取れるようにはなってますが、ここで問題が。

Sunoが作った曲には、バッキングの楽器音があんまり聞こえない。
ボーカルにかき消されている、というより歌詞のある箇所のバッキングを端折ってるカンジで、ほぼベース音くらいしか聴こえない。
既成の楽曲には大抵、それなりにバッキングメロディが含まれているものですが、Suno曲にはないんです。
フツーバッキングメロディがないと素人演奏くさくペラペラな曲に聞こえるんですが、Sunoはそこをうまくかわしてる感じで、
歌詞のない箇所ではちゃんといろんな楽器が聞こえるんですよ。
なんというか卑怯な作りというか。
となると、ある程度は自分でバッキングメロディを自作するしかない。

Sunoはプロも使ってると聞いたことがあるんですが、こういう作りなところはプロはどう思ってるのか?
まあSunoもバージョンが進むにつれ音質もドンドン上がってるらしいので、もうしばらくしたらバッキングにも力を入れてくれるようになるかな?

尚、課金すると2500クレジット貰えますが、サブスク自体も1か月単位なのでクレジットが尽きるか30日が過ぎるとなくなります。
当初はクレジットをケチって使ってましたが、残り5日ほどでまだ1700クレジットほど残っていて、使い切るために慌てて作曲しまくりました。
結果、30日で9曲ほど出来ました。
一応どの曲もキャッチ―なサビを選んだので、割と良い曲ばかりです。
(ジャンルも、EDM風J-POPやロック、弾き語りブルース、ユーロビート、ヘビメタ、R&Bなどいろいろ)
なんと言ってもSunoがスゴイのはボーカルが上手すぎること。
日本語でも英語でも発音が素晴らしいし、ブレス音とかも自然に入ってるし、歌詞の内容に合わせて抑揚を付けてくれるし、もう本物のプロ歌手のよう。
声の種類も結構豊富で、プロンプトで「Husky Female Vocals」とか記述すればちゃんとアン・ルイスみたいな声で唄ってくれる。
歌詞は自前で作った方が良いカンジになるので作ってますが(英語歌詞はChatGPTに作ってもらったが)、自作歌詞がカッコイイ曲になる瞬間はとても楽しい作業です。
毎月継続課金するほど作曲することはないので当面は要らないですが、バージョンが上がったらまた使ってみようかな。
あ、一応課金すれば商用利用には問題なし、場合によると著作権も自分になるようです。
 
 

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